コンプライアンスとは、「法令遵守」だけではありません。
企業が長期かつ安定的に成長するためには、様々な「信頼」を守らなければなりません。「顧客」、「従業員」、「取引先」、「市場」、「近隣住民」、「社会一般」、「金融機関」、「株主」等々、様々な人たちからの信頼を守ることが、長期の安定した事業の成長を実現する要となります。そして、これらの「信頼」を失うリスクを事前に検討、分析し、これらに重要性や出現頻度などの観点から優先順位をつけ、事業の効率的な運営や短期の収益性との調和の観点から、正しいリスク回避のための「仕組み」や「ルール」を作ること。そして、その「仕組み」や「ルール」を正しく守るとともに、事業環境や社会環境の変化に伴って、随時適切にこれらを見直すこと。そのような積み重ねが「コンプライアンス」です。

コンプライアンス体制のない事業運営は、ブレーキのない車のようなもので、どんな名ドライバーでも、正しくレースを走り抜けることはできません。

当事務所では、これらのコンプライアンス体制の構築と運用、随時の見直し、社内教育の支援等を通じて、企業のコンプライアンス体制の適切な整備と推進をお手伝いします。

当事務所では、一部上場企業から中小企業までの様々な規模、業種の事業者に対して、コンプライアンス体制の構築支援、社内研修、社外相談窓口の設置・運営、不祥事や事件・事故対応、紛争対応等のサービスを数多くご提供して来ました。

これらを通じて得られた豊富な知識、経験、ノウハウを活かして、実践的で効果的なコンプライアンス体制構築の支援を行います。

実際の事例を基にした効果的な助言や支援を行うことで、企業自らのコンプライアンス対応能力を醸成し、自律的で安定的な組織作りを可能にします。