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【ベトナム】 金融機関法改正の施行 



 2017年11月27日、ベトナム政府は、金融機関法の一部を改正する法律第17/2017/QH14号を公布した。同法は2018年1月15日より施行されている。主な改正内容は以下の通り。

 

 

1. 経営破たんに陥った金融機関に関する措置

 金融機関が支払不能等に陥る恐れ場合、中央銀行の特別監視の対象となるが、当該金融機関に対して、次の5つの措置が規定されている。

①民事再生・会社更生

②新設合併・吸収合併・株式譲渡

③解散

④強制的な資本委譲

⑤破産

 経営破綻に陥った金融機関の処分の一つとして、破産が初めて法的に認められ、大きな注目が集まっている。

 

 

 2. 役員兼務禁止規定

 また、金融機関の役員兼務禁止規定が設けられ、例えば、取締役会の会長・社員総会の会長・社長(総社長)が、他の金融機関の取締役・取締役会の会長、社員・社員総会の会長、社長(総社長)、副社長(副総社長)等の役職に就くことが禁止された。そのほか、いくつかの措置が新たに設けられている。

 

 

 3.株式保有の制限

 金融機関の大株主及び当該株主の関係者が、他の金融機関の定款資本金の5%以上の価値を有する株式を保有することが規定された。

 

 

(2018.4.17 up)