明倫国際法律事務所 Meilin International Law Firm

【中国】 不正競争防止法改正  (2019.6.7up)



 中国不正競争防止法の改正法が2019年4月23日に公表され、同日施行された。

 

 改正法では、下記4つの場合を、商業標識を利用して市場混乱を招く行為であるとして明確に定めている。

 ① 勝手に他人の有名な商業標識を使用する場合
 ② 他人の有名な商業標識と類似な商業標識を使用する場合
 ③ 登録されていない著名商標を企業名称に含まれる文字として使用する場合
 ④ 有名企業または企業グループ名称にある文字または略称を商標の文字標識もしくはドメイン名として使用する場合

 

 罰則として、前記行為を行った企業の経営者に対し、違法行為による営利額が5万元以上の場合、5倍以下の罰金を科し、悪質な場合は営業許可を取消すことができるとする。また、違法行為による営利額がないもしくは金額が5万元を超えない場合は、25万元以下の罰金を科する。営利額が計算できない場合は、事情に応じて10万元以上100万元以下の罰金を科する。
 これに対し、これまでの法令によれば、かかる行為に対する処罰の最高刑は、違法による所得の3倍であった。

 

(2019.6.7up)