明倫国際法律事務所 Meilin International Law Firm

【中国】 商標法改正  (2019.6.7up)



 中国商標法は、2019年4月23日に改正案が可決され、同年11月1日より施行される。今回の改正は、商標法制定後4回目の改正となる。

 

 改正ポイントは、主に以下の3点である。


① 商標の悪質な登録行為の取締り
 大量に存在している真実の使用を目的としない商標登録行為は、国内新規企業ブランドの保護や、外国企業ブランドの中国進出に対し影響を与えている。そのため、改正法は「使用を目的としない悪質な商法登録申請につき却下すべき」とし、商標登録代理機関に対しても、審査義務を課している。登録された商標に関しても、異議申立及び無効の理由とされている。

 

② 悪質な登録及び訴訟行為への処罰
 悪質な行為に対し、工商行政管理部門から「事情に応じて、警告、過料等行政処罰」を科する。また、悪質な商標訴訟行為に対し、「人民法院より処罰を科する」とされている。

 

③ 損害賠償額の拡大
 悪質な商標権侵害行為における賠償計算方法は、本来の「1倍以上3倍以下」から「1倍以上5倍以下」と改正された。

 

(2019.6.7up)