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【中国】 新たに6ヶ所で自由貿易試験区を設置  (2019.9.1up)



 中国国務院は2019年8月26日、「中国(山東)、(江蘇)、(広西)、(河北)、(雲南)、(黒龍江)自由貿易試験区総体方案」(以下、「方案」という。)を発表した。

 方案では、山東、江蘇、広西、河北、雲南、黒龍江等6つの省で自由貿易試験区を設置することは、党中央、国務院が行った重要な決定であり、新時代で改革開放を推進する戦略措置であると示す。

 各試験区の改革試点任務は以下のとおりである。

 

① 山東自由貿易試験区は海洋経済を発展させつつ、海洋特色産業の発展とともに、中日韓三ヵ国経済提携の模索を行う予定である。

 

② 江蘇自由貿易試験区は実体経済創新発展及び産業転換モデル区として、外国投資提携の水準向上にむけ、金融による実態経済への支援及び製造業創新発展への支援を強化する。

 

③ 広西自由貿易試験区は、ASEAN向けの国際陸海貿易新通路を構築し、21世紀海上シルクロードを形成する予定である。

 

④ 河北自由貿易試験区は、国際商業・貿易物流重要ハブ、新型工業化基地の建設を巡り、国際間大規模商品貿易展開の支援、生物医薬及び健康産業開放発展の支援を行う予定である。

 

⑤ 雲南自由貿易試験区は、「一帯一路」の重要通路として、南アジア及び東南アジアの連結を構築し、国境を跨ぐ経済提携モデルを模索する。

 

⑥ 黒龍江自由貿易試験区は、産業構成調整の深化を図りつつ、ロシア及び東北アジア地域向け提携センターを構築する。具体的には、実態経済の転換を加速させ、ロシア及び東北アジアとの交通物流ハブを建設する。

 

 

(2019/9/1up)