【ベトナム】銀行の貸付資金源等に関する変更  (2020.6.1up)



 ベトナムにおける銀行の貸付資金源に関し、通達(22/2019/TT-NHNN)により、2020年1月10日から、銀行の中長期ローン貸付資金源に関する規制が段階的に始まりました。これまでは、中長期ローン貸付において、銀行は、1年内に返済しなければならない金銭を最大60%の割合で貸付資金源とすることができました(通達36/2014/TT-NHNN)。この割合が、2020年より40%へ縮小し、その後さらに段階的に縮減、2022年10月1日以降から30%となります。なお、専ら小規模銀行の預金者の保護を狙いとするもので大手銀行には大きな影響はないと見込まれています。
 また、小規模銀行の事業安定化を目的として、通達(36/2014/TT-NHNN)別表2に掲げられていた不動産事業への貸付に関する危険係数について、150%から200%へ引き上げられたことにより、不動産事業分野への銀行による資金注入が鈍化することが予想されます。

 

 

(2020.6.1up)