スウェーデン保護当局は、従業員が実施した飲酒テストに関連する個人データをGDPRに違反して処理したとして、企業グループに75,000スウェーデンクローナ(約115万円)の罰金を科しました。
同決定は、従業員の飲酒テストに関する記録を収集した上、同記録を数か月間保管することはGDPR上正当な理由が認められないとして罰金を科した点が注目されます。
実務上、いかなる情報を収集・利用するかという点のみならず、情報の保管についてもその必要性・相当性について詳細な検討を行う必要があることを示唆していますので、皆様におかれましても、改めて情報の保管期間についてご検討ください。

 

サイトを見る(海外サイト)

 

弁護士 松浦 駿