弁護士インタビュー

interview

  
スクロール

みんなで作り上げる事務所の一員になりたい

love

Q1.明倫国際法律事務所を、就職先に選んだ理由を教えてください。

弁護士になったら担当してみたいと興味があった労働事件を多数扱っていることや、やりたい分野に特化することができるという業務面のみならず、就職活動中に参加した事務所説明会後の懇親会で、所属弁護士が代表弁護士の会話にツッコミをしていたり、弁護士が他の弁護士の業務やプライベートのこともよく知っていた様子をみて、人間関係が良さそうという印象も受けたからです。
また、一番理由として大きいのは、代表パートナーの田中弁護士の、「この事務所を設立する際、お客様のほとんどは私のお客様でしたので、そうであれば普通は事務所名を田中法律事務所とするところかもしれないが、私は、所属する弁護士個々が、それぞれの分野で特化し、それぞれの分野でこの事務所を代表する弁護士となることを目指しているので、事務所名に田中の名前を冠していない。」といった話を聞いて、田中弁護士の事務所ではなく、所属する弁護士みんなで作り上げる事務所であり、その一員になりたいと思ったことです。

Q2.実際に入社してみて、いかがですか?

最初の数年は色んな分野の業務を担当しましたが、その中で自分の得手不得手も分かってきて、段々業務分野が特化されてきたように思います。また、自分が希望した案件は担当させてもらえました。

事務所の雰囲気としては、就職活動中に抱いた印象どおり、人間関係は良く、風通しがいいと思います。昨年の事務所旅行で訪れた東京ディズニーシーではずっと笑っていましたし、クリスマスパーティでは弁護士数人でUSAを踊ったのですが、楽しく練習することができました。
普段の会話でも、ボケるとちゃんと突っ込んでくれますし、楽しく過ごせています。

クリパ

クライアントにとっては一分の一!

人々

Q3.新人時代は、様々な案件を担当されてきたと思いますが、現在はどのような案件を担当されていますか?

現在は、民事事件や家事事件の交渉、裁判案件が多いと思います。
出産してからは、急な残業を行うことが難しいことから、即日対応が必要となることが多い顧問先会社の担当は少なめとさせてもらい、M&AのDD等、短期間に集中して業務を行う案件よりも、業務の予定を組みやすい交渉や裁判案件を担当させてもらっています。
民事事件は、交通事故からお金の貸し借り、不動産の売買・賃貸、建築紛争等多岐にわたりますが、たとえば交通事故ならば医療分野、建築紛争ならば建築技術や慣習など、法律以外のことを調べる必要があって大変ではありますが、常に新しいことを学べるので成長を感じます。
また、他の事件もそうですが、特に家事事件は、経過や結論が、依頼者やその家族の人生を大きく左右するため、プレッシャーも大きいですが、やりがいがとても大きいと感じています。

Q4.仕事をするうえで心がけていることを教えてください。

弁護士の発言の重みを自覚することでしょうか。
たとえば、クライアントからの質問に対し、一度間違った回答をしてしまうと、もうその方は今後の私の回答を不安に思うようになるでしょうから、「まぁいいか。」や「この程度でいいか。」といったことはせず、納得するまで調査をして、さらにクライアントからの質問には直接関係しないところもプラスして回答できるようにしたいと思っています。
また、同じ回答をするにしても、弁護士の話し方次第でクライアントが受ける印象も大きく異なってくると思うので、弁護士にとっては多くの案件の中のひとつの相談であっても、クライアントにとっては一分の一であることを念頭におき、クライアントに寄り添うことを心がけています。

産休・育休を取得しやすいサポート体制

Q5.女性としての働き方についてはどうですか?

私は、産休・育休あわせて1年間お休みしています。Q3で回答しましたように、出産してからは案件も変えてもらいましたし、事務所で仕事をする時間も大きく変わりました。 
私は時短勤務をしていますが、仕事が立て込んでくると、事務所内にいる時間だけでは仕事が終わらないので、帰宅後に家族が寝てからや、早起きして仕事をすることもあります。
弁護士も事務局も、私が子育て中であることに配慮をしてくださり、自分自身が申し訳なく思ったりすることは別にして、事務所内の誰かの態度や発言で形見が狭いと感じたことはなく、有り難く思っています。
ワークライフバランスとしては取れていると思いますが、これから子どもも大きくなってくるとバランスをとるのが大変になるだろうなと思っているところです。